ブログ / 強み発見のコツ

Posted on 2013-09-29
欠点で自分いじめをしていませんか?

さて、今回から3回シリーズで、欠点を長所として受けとる話を書きます!

今回はその1。【欠点で自分いじめをしていることに気づこう!】です。

「欠点というのは、裏を返せば長所」

これはよく言われる言葉です。

でも、欠点や短所って、本当は何でしょう~?

例えば、「神経質」という性格。
これを欠点だと思う人は多いのではないでしょうか。
(少なくとも、神経質な私はそう思っていました・笑)

でも、神経質のマイナス面を取り除いて
ニュートラルな本質部分だけを見てみましょう。

それって
「細かいところに、よく気がつく」ということじゃないでしょうか。

では、この本質部分のプラス面は何だと思います?

「きめ細かい対応ができる」
「ささいな変化を見逃さない」
「気がきいて、几帳面」
こんなところにあると、私は思います。

そう。
欠点と長所、
どちらもニュートラルな本質である「細かいところに、よく気がつく」点は
いっしょなんですね。

ニュートラルな本質を
マイナス面から見るか、プラス面から見るかの違いなんです。

なので、
「欠点は、裏を返せば長所なんですよ~!」
「欠点のよい部分を探してみましょう」
「そのプラス面を生かしていきましょう」
とよく言われたりするわけです。

私は強み発見カウンセリングのセッションで
欠点をうかがい
「この欠点のよい部分は、☆☆ですね」
とお伝えすることがあります。

多くの方は
「あっ、そういう考え方もありですね~♪」
「そんなよい点がありましたか!」
と喜んで受け取ってくださいます。

そういう方は、どんどんその長所を伸ばし
生かしていかれますね。

一方で、
「そうはいっても…」
「でもでもでもでも~っ」
「ですけど、こういう悪い点がありますよね」
「この欠点で、悪いこともたくさん引き寄せました」
と受け取れなかったり、否定されたりする方も
いらっしゃいます。

「この欠点、直したいんですよね…」
「でも、この欠点があるからダメなんですよねぇ」
としみじみおっしゃる方も。
(即座に、直すなんてモッタイナイ! とお伝えします・笑)

もちろん、お気持ち、よーく分かりますとも。

私もそういうタイプでした。

自分の欠点にフォーカスし過ぎて、
自分はダメ人間だと落ち込んでしまったり、
生きている価値がないと人生が終わった気分になったり…。
欠点を直そうと一生懸命に努力したり…。
(今となっては懐かしい話ですが・笑)

こういう場合ですが、
欠点がどうこうというより、
本当は、欠点をきっかけに“自分を責めたかったり”します(笑)

または、昔に受けた心の傷を思い出して、
自分を怖がらせていたりします。

他人のちょっとした言葉や場の空気によって
傷ついたり、落ち込んだり。
「あの人にああ言われて…」
「そこが私のダメなところよね…」ってね。

自分を責めて、自分をいじめて、
ダメだと思いたかったりするのです。
(びっくりですが\(◎o◎)/)

なぜでしょう?

それは、
ダメだと思うことで得られるメリットがある…というケースがあります。

例えば
自分はダメだと思っていれば

  • 強みを発揮しないので、目立たなくてすむ
  • 次の行動に移さなくてすむ
  • 責任を取らなくてすむ
  • 自分が変わらなくてすむ

などなど。

出る杭になって打たれるより、
自分はダメだと卑下して行動しなかったり、
行動してダメだった場合の落ち込みを回避したかったり、
現状のまま、コンフォートゾーン(快適な領域)にとどまりたかったり。

私は、この状態って
もったいないな~って思います。

とってもよい資質があるのに、
そのマイナス面にフォーカスして
強みを生かせてない気がするからですね。

P.F.ドラッカー氏が
強みの上に築け(Build on your strength)」と言うように
強みを生かすことが最強の成果を生むことだと
私も実感しています。

そのためには、欠点を受け容れ(時には笑い飛ばし♪)、
自分の長所として発揮していくことが大事だと。

けれど、欠点を長所に上手に変換できないのなら…

【自分の欠点をきっかけに
自分をダメだと思いたがっている思考パターン】

このパターンをもっているかもしれないってことに、まず気づくこと。

これが肝要だと思います。
気づけば、自分を変えていくことができますのでネ!

さて、いかがでしたでしょうか?

次回は、「どうやって気づけばよいの?」「気づいたらどうすればよいの?」
ということを書きますね!

その2 自分をダメだと思う思考パターンを外す

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「強み発見カウンセリング」のページをご覧ください。

【関連記事】
強み発見のコツ まとめ

太郎先生


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