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Posted on 2013-10-02
人生はあなたを待っている

「人生に生きる意味はあるのか?」

これって、多くの方が悩む問題ではないでしょうか。
私も中学・高校時代から
ずっと頭にあった質問です。

最近、この本を読んでハッとしたんですね。

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『ビクトール・フランクル 絶望の果てに光がある』 (諸富祥彦・著 ワニ文庫)

ざっくり解説すると
心理学者の諸富祥彦先生が
ビクトール・フランクルの言葉を通じて
生きる意味を語った本。

ビクトール・フランクルはオーストリア生まれのユダヤ人で
強制収容所という過酷な状況を
希望を見失わず生き抜いた精神科医。
その体験記「夜と霧」が有名ですね。

この本で
私がいちばん心動かされたところを要約すると・・・

あなたが人生に期待できないと思っているかもしれない。
人生に絶望しているかもしれない。

けれど、
人生のほうはまだ、あなたに期待を捨てていない。
あなたを必要とする何か、
あなたを必要とする誰かが必ずいるはず。
そして、その何かや誰かはあなたに発見されるのを待っている。

あなたが人生に絶望しても
人生のほうはあなたに絶望することはけしてない。

ここでした。

逆転の発想!!

人生が私を見捨てていないという考え、グッときましたね。

人って
悩みにはまっているとき
どうしても【自分】という枠から抜け出られないもの。

それを
人生の方から自分を見るという発想が
とっても新鮮でした。

 

そうですよ!

未来に「何か」が待っている。
未来に「誰か」が待っている。

私があきらめずに行動することで
「何か」を形にすることができ、
「誰か」を喜ばせることができる。

そんな希望がわいてきましたね。

だからこそ
その「何か」「誰か」を
リアルにありありと思い描こう。

前へと進んでいこう。

と気持ちが新たになりました。

さて、あなたはいかがですか?

この本、まだまだ深い話があるので、
その2として、次回続きを書きますね!
(コチラです→ その2 目の前の仕事に夢中になれ

【参考情報】
『ビクトール・フランクル 絶望の果てに光がある』 (諸富祥彦・著 ワニ文庫)


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コメント2件

 Tamaki | 2013.10.02 13:12

おそらく多くの人は感覚的に、
”時間”を、過去から現在、現在から未来に流れていると思っていると感じます。
(過去の出来事がつみあがって今があり、そこから未来を切り開くと思っているからでしょう、歴史の年表みたいに)
従って、自分が未来に向かって進んでいくような気持ちでいます。
しかし、これをよーく考えなおしてみると、視点をちょっとずらしてですね、見つめなおすと、
時間は、未来から流れてきていることに気が付いたんです!
今さっき現実だった、小関先生のメールを読んだことが、その5分後には過去になっている。そして、次に、先生のブログにアクセスして、それを読んだ後に、このコメントを書いている。先生のメールもブログも、私にとっては、未来の時間から流れ着いてもの。
先生のブログが時間に乗って流れ着かなければ、私はコメントを書いていないわけです。
時間は、未来から生成し、過去に流れて行っている。
すなわち、今の自分を決める原因が、未来にあること、そして、この未来とやらが、無限の可能性を秘めているということになれば、考え方が変わりませんか?
現在は、過去の産物ではないと言うことです。
過ぎ去った過去に原因を求めると、自分の”意味”がなくなったりつらくなったりしますが、
未来から時間が、無限の可能性が流れてきている事に気づけば、未来に働きかけること、すなわち”引き寄せ”のからくりが納得できます。
”人生のほうがあなたをあきらめない”
それは、未来が私に向かって流れてきていることの証拠ではありませんか?

 小関 珠緒 | 2013.10.02 16:58

Tamakiさん
コメントありがとうございます!
おっしゃる通りです。
時間は未来から流れてきています(引き寄せ法則的には・・・ですね)。
その未来を、今どう描くか(イメージするか)がとても大事。

過去は原因を探るためのものではなく、
「それが起きた肯定的な意味は何か?」と問い、
その答えを今に生かすためにあるのだと思います。

「こうなりたい!」という未来をありありとイメージし、
今ある全てのものに感謝をし、
未来につながる行動へと移すこと。

それが欲しい未来を手に入れる方法の1つだと、私は確信していますよ!

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