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Posted on 2013-11-07
学びを深めたいならアウトプットを! 原尻淳一『読書HACKS!』

読書するのは、自分の人生をつくるため。
それには「知って満足」「いいことが書いてあった!」で終わらせずに、
本当に実践して、身につけることが大事。

私はそう思います。

特に、ビジネス書や実用書はそうですね!
まず書いてある通りにやってみて、
「これがうまくいった」「こうするといい」と試行錯誤しながら
自分流に身につけていく。
これが本当に本当にキモです。

私はドラッカー氏の著書や
ロンダ・バーンさんの『ザ・パワー』
をその通り実践してみることで、
実際に成果が出て
「著者が本当に伝えたかったことは、こういうことか!」と実感した経験があります。

小説や詩だって同じで、
著者の感性やものの見方を取り入れて生活してみることで、
心がゆたかになり、人生に味わいが出てくるものではないかと。

もし、「そうそう。読書ってそういうものだよね!」と思うなら、
原尻淳一さんの『読書HACKS! 知的アウトプットにつなげる超インプット術』(講談社プラスアルファ文庫)
が超おすすめ!

(HACKとはLifeHackの略で、仕事術のこと。
気の利いた手段で、もっと快適に、もっと楽して、もっと効率良く行う方法。Wikipediaより)

副タイトルに「知的アウトプットにつなげる超インプット術」とあるように、
読書を、知恵と行動に変える方法が満載!

わかるということは、知ることで得た知識を自分流に変換でき、
その結果、態度変容にまで行き着くこと
なのです。

しかし、読書というのは知る作業でしかない。
ですから、いくらたくさん知識があったとしても、それだけでは駄目なのです。

「他人の教訓を変形させて自分だけのノウハウに昇華させる」ことが重要なのです。

ここを読んで「ああ!」とため息。
そうそう、そうなんです。

単に本を読むだけでは「知ってるよ」ってだけなんです。
知識を自分で実践し、プロセスも結果も体験して身につくことで
「わかった」ということになるんですよね。

そして、原尻さんはこうも書いています。

多読でいちばん怖いのは、無意識に本に頼りきって、
自分で考えるという行為をやめてしまうこと
です。

ですよねー。ここは耳が痛かった。

本に書いてあることが唯一の正解のように思い、
それ以上自分で考えなくなってしまうことって、私はよくあります。
気をつけよう…。

さらに、ブロガーさんやセミナー講師さんに
読んでもらいたいのはこの部分!

教えてもらうよりも自分で教える側に立ってはじめて、真に内容を理解できるものです。
人に説明し、質問されて答えられないというのは真に理解していない証拠
です。

これ、本当にそう!

本を読んだり講座に出席しているときって、まだ学びが浅いんですよね。
文章を書いたり、誰かに教える場面になって初めて、
人はその内容を真剣に自分に取り入れ、理解しようとするもの。

そのときに理解がグッと深まる!

だから、ブロガーさんやセミナー講師さん
本を読んだら、ブログやセミナーでアウトプットしましょう!
何倍もの早さで自分のモノになりますからね~。

その場合の本の読み方として、原尻さんはこうも書いています。

「誰に説明するのか……」と仮想ターゲットを決めてその場に臨む。
それだけで「構え」が違ってきます

なるほど!
私は、ピンと来たところにフセンを貼るまではしていましたが、
仮想ターゲットは決めてなかった!

これはいいですね。
今日から取り入れてみます。
…ということで『読書HACKS!』 を使って
アウトプットしてみました(笑)
【参考情報】
読書HACKS! 知的アウトプットにつなげる超インプット術 原尻淳一・著 (講談社プラスアルファ文庫)

【関連記事】
積ん読はどうしたら崩せる?
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