ブログ / 働くこと

Posted on 2013-12-01
アイデアはスピードと量が命! 小さな失敗ならすぐに手放せる

あっ、仕事ってこういうスピードでするんだ!

ビズジェネ・カンファレンスVol.7 Business Model Generation 2013
に参加してきました!

画像 069 

ビジネスモデル・ジェネレーション」「ビジネスモデルYOU」の著者アレクサンダー・オスターワルダーさんの講演とワークショップがあったので、ぜひにと。

いやあ、よかったですね。

このビジネス書、本当にいい本なのですが、
著者から実際に話を聞くと、また違いますね。

いちばんの収穫は「あっ、仕事ってこういうスピードでするんだ」
という体感を得られたこと。

2人1組になって行うワークショップが2つあり、その経験が大きかった。

1つは8分間で相手の仕事の話を聞き、ビジネスモデルを書き上げること。

この本で提唱しているビジネスモデル・キャンバスとフセンを使って、
埋めていく作業です。

相手は会場で初めて会った方で、全然なじみのない業界・仕事の方。
でも、思った以上に、簡単にすぐにできました!
「案外、できるものだ」という感じ。

自分が関わったことがない仕事でも、
仕事の本質っていっしょだから分かるんだと確認できたことも大きいです。

もう1つは、2人で「自転車」と「10万円」を使ったビジネスモデルを
6分以内に3つ考えること。
つまり2分で1つのビジネスモデルを考えるわけ。

こちらも、やってみると面白い!
脳のあちこちにサーチライトを当てて
アイデアを探している感じが心地よかった!

とにかく短い時間で数を出していく作業が面白かったなあ。

アレックスさんは、
いいプロトタイプは「スピード」「ラフなモデル」が大事だと。
長時間で精密にモデルをつくると、
コストがかかり、捨てられなくなると言ってました。

確かに確かに。

「最初の顧客で結果が出ることはない。
お客さんとすぐにテストをして、お客さんを巻き込んでやっていく。
失敗なくしてイノベーションなし!
でも、小さい失敗なら、すぐに捨てることができる」とも。

他にも
「ものを捨てないとイノベーションは生まれない」
「最初のアイデアにこだわらず、短時間でいろいろやってみること!」
「ビジネスモデルは何が書かれているかではなく、
どのようにつながっているかが大事」
などの言葉が印象的でした。

自宅に帰ってから、学んだことをベースにいろいろとトライ。
以前より柔軟に発想ができるようになった感じです。

これから、スピードと量を意識して、フットワーク軽く
どんどん新しい世界を切り開いていきたいと強く思いました。

そうそう、アレックスさんの「ビジネスモデルYOU」は
個人ビジネスの方にすごくおすすめのビジネス書です。
どこがいいかは、また改めてご紹介しますね。

【参考情報】

ビジネスモデル・ジェネレーション ビジネスモデル設計書 アレックス・オスターワルダー&イヴ・ピニュール・著 小山龍介・訳 翔泳社
ビジネスモデルYOU アレックス・オスターワルダー&イヴ・ピニュール・著 神田昌典・訳 翔泳社

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