ブログ / 日々のこと

Posted on 2014-04-30
「モヤモヤ」は無視しないで、きちんと意識を向けよう

朝起きたら、やる気が出ない、気分が重い、
なぜかモヤモヤして行動に移せない、
…こんな日が、最近ありました。

「今日中にあれもこれもやらなくちゃ!」
「さっさと行動に移して、終わらせないと!」
と自分を急き立てますが、全然ダメ。
体が動きません…。

仕方ないので、ちょっと眠って元気を取り戻そうと横になるけれど、
「あれが終わらなかったら、どーしよー」
「寝ている場合なのか?」
「そういえば、あの件はどうしたっけ?」
と、今度はイライラして落着いて眠れないんです。

言葉が頭の中で反響し、いっぱいになってしまっている感じ(トホホ)。
仕方ないので、のそのそと起き出しました。

で。何の気なしに、昔学んだ心理カウンセリングのテキストを読み返したのですね。

それは、心理カウンセラーの辻耀子さんが開催されていた「プロスタイル心理分析講座」のテキスト。
(プロのカウンセラーになりたい方のための講座でした)

その中のカウンセラーのスキルを読み返した途端、大事なことを思い出しました。
テキストには、

カウンセラーはクライアントの表面上の言葉を鵜呑みにせず、
相手の方が出している雰囲気・ムードにフォーカスし、
注意深くそれを読み取る

ということが書かれていたんです。

これこれ! ああ、そうでした。

大事なのは、自分が頭で考えていること(言葉)ではなく、
自分が出している雰囲気、ムード、その元になっている感情の方です。

相手がいるカウンセリングの場合は、自然と感情にフォーカスしていますが、
いざ自分のことになるとできないものですね…。
感情部分をないがしろにしていました。

さっそく、自分が発している雰囲気やムードに意識を向け、
自分のモヤモヤする気持ちにフォーカスし、さらに「そうなんだね」と十分に共感。

その上で、モヤモヤにていねいに耳を傾けると
「自分が悪いと責めたい」
「自分をダメだと思いたい」

と言うではありませんか!

声を聴いた瞬間、ハッとしたのと同時にスーッと気持ちが晴れてラクに。
心の深い部分が反抗していると頭が気づくことによって、心の方がホッとした感じなんです。

次に「自分が悪い、自分がダメだと責めるクセがまた出ちゃったな~」と認めてあげると
意識がパッと切り替わり、行動が億劫ではなくなりました。

私は、心の深い部分(潜在意識)を無視して頭(顕在意識)で行動を起こそうとしていたんですね。

最近、自分の心を少々ないがしろにしていたかも。
いかんですなぁ。

モヤモヤしているときって、ていねいに自分の心に向き合うのって大事。
改めてその大切さを知る機会でした。

【自分の心に興味があるならこちらの記事も】

「全員と仲よくする必要はない」を実践すると、自分らしく生きられる
「自分さえガマンすれば」と考える人、「いい人」やめませんか?


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