ブログ / 夢を叶えるコツ

Posted on 2014-05-21
過去の「できなかった」は、今の「できない」ではない

先日、7月に本を初めて出版する友人と話をしました。

その方は会社を辞めて独立し、現在、経営コンサルタントとして活躍しています。
たまたまご縁があって、出版の話が決まったと聞いたのが、昨年末だった気がします。

それから執筆をして7月には本になるのだから、すごいスピード。

「小学校の頃は、作文とか文章書くのとか、本当に苦手だったんだよね。
本は読むことはあっても、書くことはないと思ってた。
それなのに、今、書く側にいるなんて、人生って不思議だよ。
この勢いで、実は2冊目も書いてる(笑)」

ですって!

へえーっと思いました。

文章力があり、「本を書きたい」と思っているのに、なかなか出版にこぎつけられない人がいる一方で、
出版するつもりはなく、書くことに苦手意識がある人が、
こんな風にサクッと本を出せたりもするんですね。

また、別の友人で、今まで運動なんて全然してこなかった人がいます。
その友人、野球は見るもので、するものではなかったと思っていたけれど、
最近、野球の得意な人からキャッチボールを教えてもらったことをきっかけに
キャッチボールの面白さに目覚めたそうなんです。

それからというもの、グラブとボールを買い、
朝、1人で壁当ての練習に出かけて腕を磨いている毎日。
本人いわく「こんなに楽しいものだとは! 若いうちにやっていればなあ。
ま、でも、今やるからいいんだよね(笑)」と。

この2人の話を聞いて、
過去の「できなかった」が、今の「できない」ではないんだなと思いました。

小学校のころ不得意だったり苦手だったりすることって、
「自分はその方面はダメなんだ」と思い込み、
大人になっても苦手意識をひきずっていたりします。

でも、それって単なる思い込みだったりするのかもしれません。

当時は、何らかの理由で上手にできなかったことが、
大人になった今、いろんな思い込みが外れたり、
他のものを習得したコツを応用したりして
案外スルスルとできるようになっていたりします。

私自身の「私にはそれができない」という思い込みは、
物事を俯瞰して眺めたり、物事を論理的に考えたりすること。
これが苦手だと思っていました。

近づいて細かく見ることや、感性ゆたかに表現するのは得意だったんですが。

最近、「やればできるはずだ」と意識を改め、少しずつ訓練をすることで、
俯瞰することや、論理的に考えることがだいぶできるようになったんですね。

さらに、俯瞰とフォーカスの両方を行ったり来たりしたり、
感性でとらえたあとに論理的に考えて分析してみたりと
両方ができるようにもなってきました(うれしい!)。

まずは、「できない」という思い込みを手放し、
「やればできるはず」と思い、練習を続けてみるのがいいような気がします。

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