ブログ / 強み発見のコツ
Posted on 2011-10-28
魅力は、正反対の組み合わせで生まれる
前回は、
強み発見シリーズ その7 強みを知りたいなら、全く違う環境に飛び込め!で、
いつもとなじみのない場所に行くことで
自分の強みを知るという内容でした。
仕事の上でも友人関係でも
いつもと違う場所に行ってみると、面白いですよ!
さて、今回はその8で、魅力の広げ方がテーマです。
あなたは
「長所は何ですか?」
「強みは何ですか?」と聞かれ、
「これでーす」って答えられますか~?
1つでもよいですし、たくさん出てきてもいいですね!
言葉がスイスイって出てきて、
自信をもって言えるようになったら、
次は、その魅力の幅を広げていきたいですよね。
さて。
人の魅力って、どういうものだと思いますか?
いろいろありますが、
「ギャップがある」・・・これって、魅力の1つだと思います。
「クールに見えて、深い情熱を持っている」
「情が厚いけれど、いざというとき理性的な行動ができる」
「ジョークがうまくて軽い雰囲気をもつけれど、ある一面では非常に真面目だ」
・・・と、例をあげましたが、こんな人って、ググッと心をつかまれせん?
[クール] と [情熱]
[感情] と [理性]
[軽い] と [真面目]
こんなふうに、正反対の意味をもつ性格を持ち合わせる人に、
人は惹かれる傾向があるようです。
片方だけって案外つまらなかったりしてネ(笑)。
[光] と [影]
この両方がバランスよくそろったとき、
メリハリがきいた魅力的な人に感じます。
と、ここであなたの長所を思い出してください。
例えば、[優しい]が長所だという方。
[優しい]の反対は何でしょう?
[厳しい] [きつい] [冷たい]・・・こんなところでしょうか。
では次に、
その反対の側面[厳しい] [きつい] [冷たい]の要素を自分の中で探し、
具体的にどういうところがあるか
書き出してみてください。
すると、
「頼まれごとは優しく引き受けるけれど、
きちんとしていないことには厳しく指摘する」
「思いやりをもって優しく接するけれど、
いざというときにはきつく叱る」
「温厚で優しく対応するけれど、
必要なときには、ドライな態度を示し、離れた場所で見守る」
ね! こんな風に出てきませんか。
正反対の自分の性格を探して、長所とくっつけて考える。
すると、人間としての奥深さが出てきます。
これを、かなり具体的に意識して、
言葉にしておくのがおすすめです!
自分の魅力が立体的に分かるのはもちろんのこと、
不思議なことに、他人と会ったときに、
その人の魅力の奥深さを感じ取ることができるようになります。
ちなみに手前みそですが、
私の名刺に書かれているキャッチフレーズは
「言葉で おいしく おくふかく」です。
(注:2011年のときです。現在は、「未来を言葉で切りひらく」です)
[おいしい~♪]という、わりと軽めのワクワクした言葉と、
[奥深い]という、真面目で、深みや静けさのある言葉を
意識的に選んでいます。
これもギャップを考えて作っているのですネ。
(おかげさまで、好評です♪)
そうそう。
このギャップの魅力は仕事上でも使えますネ。
うまく使えば、印象深く相手に覚えてもらうことができます。
なので、
あなたの長所や魅力の正反対にある要素を、ぜひ考えてみて!
そして、その2つをくっつけてみてくださいね。
あなたの新たな宝石が発見できますよ。
【関連記事】
強み発見のコツ まとめ
強み発見シリーズ その7 強みを知りたいなら、全く違う環境に飛び込め!
強み発見シリーズ その9 「相手の喜び」=「自分の喜び」になるところって、強みです
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