ブログ / 働くこと
Posted on 2013-11-26
超人的なねばり強さに圧倒された！ NHK「仕事の流儀」佐藤オオキ
「あえて何も考えない時間をつくる」ってすごい！
昨夜、NHKの「プロフェショナル 仕事の流儀」に
デザイナーの佐藤オオキさんが取り上げられていました。
私は、番組を見るまで全然知らなかったのですが、
世界的なデザイナーさんで、
2006年にNewsweek誌「世界が尊敬する日本人100人」に選ばれた方なのですね。
番組では、地ビールのラベルや
らせん状の箸、花の形をした箸などを紹介。
機能的で美しいだけでなく、どこか温かみを感じさせるデザイン、
とてもすてきでした。
駆け出しのころ、イタリアのデザイナーであるジュリオ・カッペリーニ氏に
作品を褒められた佐藤さん。
このチャンスを生かすべく、帰国の飛行機をキャンセルして仕事を求めにいくと、
カッペリーニからは椅子をデザインするように依頼された。
1週間経ち、デザイン案を出すがよい結果は得られない。
帰国後、さらに新しいデザイン案を考え、
10案、イタリアへと持っていく。
イタリアとの往復を繰り返し（貯金を切り崩しながらです）、
その案が70を超えたときに、やっと１つが採用。高い評価を得た。
この話に、すごく惹きつけられましたね。
自分が進みたい世界のトップから何度もダメ出しを受けつつ、
それでもあきらめずに粘り強く何度も挑戦する姿。
ダメ出しのたびに頭をまっさらにし、一から物事を捉え直して
新しくつくる根気強さ。
カッペリーニ氏は「才能は重要だ。だが、仕事をする上で情熱はもっと大事だ」と
評価していました。
きっと、そのことに関して考える時間が普通の人とはケタ違いに多いのでしょうね。
アイデアを練っている時間が大好きなんだろうなあ。
そんな佐藤さん、「あえて何も考えない時間をつくるんです」と
何気なく言っていた。
これってすごいですよね！
普通の人は「仕事をする時間をつくる」ことはしても
「考えない時間をつくる」なんてしないものね。
質はさることながら、考えている量がケタ違いってことです。
そんな佐藤さんでも、子どものころは何も続かないタイプだったとか。
ということは人は変われるということでもある気がして、励まされますね。
他にもよい刺激になる話がたくさんありました。
再放送は、11月29日（金）午前0時40分～午前1時28分だそうなので、
気になる方は、ぜひチェックを。
よかったら、感想を聞かせてください！
＊この記事アップ後、彼の著作「ウラからのぞけばオモテが見える」
こちらもかなりよかったです。
詳細は どの仕事にも役立つデザイン書：佐藤オオキ「ウラからのぞけばオモテが見える」の記事をどうそ。
【参考情報】
NHKの「プロフェショナル 仕事の流儀」
ウラからのぞけばオモテが見える―佐藤オオキ/nendo・10の思考法と行動術―
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どの仕事にも役立つデザイン書：佐藤オオキ「ウラからのぞけばオモテが見える」
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コメント2件
みどりさん おおー、見ましたか！ よかったでしょう。
「継続は力なり」
あきらめずにコツコツ続けていった人が花を開かせるのだと思います。
多くの人は途中であきらめてしまうから、実際は案外、競争率が低いとも聞きますよ！
お互い楽しみながらいきましょう。
私も今日、録画していたこの番組見ました。
私も、カッペリーニ氏の言葉には励まされたなあ。
間違いなく、人よりもたくさん才能ある人たちを見てきただろうから、余計に説得力を感じました。
あと、私は個人的に、見えないものにカタチを与えるのが、やっぱり好きなんだなと改めて思ったよ。
いつも面白いもんを紹介してくれてありがと！(^^)