ブログ / 日々のこと

Posted on 2014-05-22
本を読み進められなくなったときは、心が呼ぶ本にチェンジ!

本を読んでいて、その先を読み進められなくなるときって
ありませんか?

私はあります。それも結構頻繁に(笑)

以前は、「がんばって読まなくっちゃ!」
「読めない自分は集中力がないのかも」
「1冊読み切らないと次の本に行ってはいけない」
と、自分を急き立てていたのですが、
最近はやめています。

その本を読むのをやめて、
自分の心が呼び寄せる本を手にとることにしました。

すると、そっちのほうがいいんですね。

不思議なことに、今の自分に必要な情報に出会えたりします。
(潜在意識は知っているんでしょうね)

実は現在、読みかけのビジネス書がどうしても読み進められなくなったんですね。
目は文字を追い、ページは進んでいくのですが、全く記憶に残りません。
読んでいる意味がない感じ(やれやれ)。

ふと本棚を見るとある児童書が気になりました。

なので、一転して、子ども向けの童話を読み始めることに。
読んで分かりましたよ。
今、自分が知りたいと思っていた答えが引き出されてきたんです。

直接、童話に答えが書いてあったわけではないのですが、
著者の伝えたかったことが行間から感じ取れ、それが答えだったというか。

なので、本を読んでいて全然頭に入らない場合は、
自分の心が呼んでいる本を読むのが正解ですね。

以前、原尻淳一さんの『読書HACKS! 知的アウトプットにつなげる超インプット術』(講談社プラスアルファ文庫)をご紹介しましたが、
そこに、ダニエル・ペナック氏の『ペナック先生の愉快な読書法―読者の権利10ヶ条』に書かれている十ヵ条〉がのっていました。

こちらです!

〈読者の権利十ヵ条〉

1.読まない権利

2.飛ばし読みする権利

3.最後まで読まない権利

4.読み返す権利

5.手当たり次第になんでも読む権利

6.ボヴァリズム(小説に書いてあることに染まりやすい病気)

7.どこで読んでもいい権利

8.あちこち拾い読みする権利

9.声を出して読む権利

10.(読んだことを)黙っている権利

どうです?
私はこれを読んで、とても勇気づけられました。

特に、
2.飛ばし読みする権利
3.最後まで読まない権利

6.ボヴァリズム(小説に書いてあることに染まりやすい病気)
の3つ。

本って、飛び飛びに読んでもいいし、途中で中断してもいいんですね。

過去を振り返ると、学生時代に尊敬する先生から
「本は1冊きっちり読んでから、次の本にいく。
途中でやめるなど、中途半端なことはしない」
と言われて、
「気分で読み飛ばすと、身につかない」
「本は最後まで読んでから次にいかないといけない」
という思い込みができていたようです。

また、私は架空の世界に没頭しやすいタイプ。
小説を読むと登場人物が乗り移ってしまいます(笑)
深く感動すると、何日もその人が出ていきません。

「影響を受けやすいヤツだなあ…」って否定していたんですが、
それもOKということでホッとしました。

これからも自由に気ままに本を読んでいきます~。

【参考情報】
読書HACKS! 知的アウトプットにつなげる超インプット術 原尻淳一・著 (講談社プラスアルファ文庫)

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