ブログ / 日々のこと

Posted on 2014-05-27
手がかかっているお菓子が好き。そこに愛情を感じるから

先日、仕事帰りに仲間と千疋屋 表参道原宿店に寄ったのですね。

マンゴーフェア開催中で、パフェやワッフルやサンドイッチまであったのですが、
私はしぶーく、地味ーなモンブランをチョイス!

これです!
IMG_2234

決め手は渋皮煮。
これがのっていなければ選んでいません。

手ごろな大きさで、傷ひとつなくつややかに光り、
コクのある甘さに煮上がっていました。

口の中でほろっと崩れて栗の香りでいっぱいになります。

ああ、至福…。

渋皮煮って、つくるのとても大変なんです。
まず、いい栗を選ばないといけません。
虫にくわれてなく、中身のギュッと詰まった栗。

そして鬼皮をむいて、渋皮の表面をきれいにして、
ゆでこぼし、じっくりコトコト煮ていく。

途中で小さな傷を1つでもつけると、そこから切れ目が入り、
裂けてしまうのですね。

こんなにきれいにつくるって職人技。
その技術を味わっているともいえますね。

もちろんその下のマロンペーストも美味でしたが。

そう。
私は手がかかっているものが好きです。
育て方、選び方、調理の仕方、盛りつけ方など
ひとつひとつに愛情を感じるから。

それは、お菓子や料理に限りません。
服やテーブルなど生活用品から
言葉やデザイン、目に見えない気配りまで
手がかかったものが好きなんだなあ。

ああ、私の仕事も人生も
手をかけ、愛情をかけた千疋屋のお菓子のようでありたいな。

【参考情報】
千疋屋 表参道原宿店

【手をかけることに興味があるならこちらの記事も】
心をこめて物づくり、作品づくりする人が好きです


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