ブログ / 働くこと

Posted on 2013-11-04
他人に期待し、選択も行動もしない自分に気づく―『WAY OUT』を観て

もしも、日本が買収されたら、自分はどうするだろう?

先日、観た『WAY OUT』というビジネスマンミュージカルは、
日本が海外ファンドに買収されてしまうという設定。

もしそうなったら自分はどうするかと考えてみた。
(あなたなら、どうします?)

舞台では、会社員たちは政治家や経営者を糾弾し、
経営者たちは会社員を批判。

このやりとりに対して、10年前ならサラリーマンに共感し、
経営者に怒りの矛先を向けていただろう。

今は雇われる側ではないので、
経営者たちの台詞の方に「そうだ! そうだ!」と多いに共感。
(立場が変わると人間って変わるんだなあ)

が、もし本当に日本買収が起こったと想定する。

3・11のときと同じく、私は政府に対して批判する気がする。
「どうしてこんな日本にしてしまったんだ!」と。

・・・でもこれって
他人に期待して、自分では選択も行動もず、
困ったことが起きたら相手のせいにするという典型ですよね・・・。

国の主役は国民なのに、
自分たちの国の政治、外交、経済、歴史などに対して積極的に調べず、
自分から行動せずで、
ただ、周囲の動向をうかがって合わせるだけ。

そんな自分が何を言ってもねぇ・・・。

あれっ、ちょっと待って。
もしかして、これは「日本買収」の件に限らないかも。

日常生活のこまごましたところで
他人がどうにかしてくれるだろうと期待して、
考えること、行動を起こすことをやめている自分がいる気がする。

うーむ。そんな自分の本質を発見。
ちょっとゲンナリしてしまった。
(互いに助け合う相互依存を否定しているわけではないんですよ)

とはいえ、気づくことから全ては始まる。

だとしたら、自分にできることは
1つひとつ自分を変えていくことではないだろーか。
今からでも。
小さいことでいいから。

まずは「これってどうなっているんだろう」と
気になることがあったら、放っておかずに調べるなり行動するなりを
習慣にしてみようと思う。

毎日の仕事、生活にそのシンプルな習慣を
意識的に入れていこうかなと。

それが結果的に、自分らしく、ゆたかに生きることにつながりますしね。

【参考情報】
WAY OUT ストーリー

【関連記事】
半沢直樹ファンにおすすめ! ビジネスマンミュージカルWAY OUT

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