ブログ / 人づきあいのコツ
Posted on 2013-11-05
「あいづち上手になる」心ユルユル5分傾聴-態度編3
傾聴で、あいづちはかなり重要。
あいづちが上手だと、つい話したくなってしまうものなんです。
ポイントは、バリエーション、タイミング、NGワード。
この3つを気をつけてくださいな。
(傾聴とは、
相手の話に注意を払って丁寧に耳を傾けること。
傾聴に関する説明は、「聞き上手は、つき合い上手」をご参照くださいね)
バリエーション
あいづちには「ええ」「うん」「はい」「なるほど!」「そうですか」などがありますが、
この種類が豊かであればあるほどいいですね!
また「ええ」1つでも
「ええ」「ええ、ええ」「ええ!」「ええ、ふんふん」「ええ、そうです」「ええ、さすが」など、
バリエを増やして、話の内容によって使い分けることが大切!
1種類だけでは一本調子になって、
「本当に聴いてるの?」「適当に返事してない?」という感じを
与えてしまうケースも。
バリエを増やすコツは、会話の中でいろいろ試してみること。
言葉だけでなく、表情やうなずきも意識してみてくださいね。
口角を上げたり、軽くうなずきながらあいづちを打つと
さらに「話したいな」と感じさせることができますよ。
タイミング
相手の話のどこであいづちを打つかや、速度も重要。
話をさえぎるように打ったり、早く打ちすぎると
「話を聴いてないな」「早く話せってこと?」という印象を
与えることに。
相手の呼吸と話の内容に合わせて、
自然に心地よく打つのがいいですね!
「うんうん」という声が多すぎると感じるようなら、
黙ってうなずくだけでもよいですよ。
NGワード
「でもね」「そうは言うけど」「けどね」
という否定語はNGです。
そう言われた瞬間に、
相手は自分を否定された気分になり
構える姿勢になったり、
攻撃的になったりします。
相手の話を理解しようとする傾聴では、
肯定的な態度でいることが大事。
自分とは意見が違う話が出ても、
とりあえずいったんは受け容れることが大事だったりします。
また、意外ですが「分かる」という言葉もNG。
日常会話では「分かる、分かる」と共感して言うことがありますが、
傾聴の場合は避けたほうがよいでしょう。
なぜなら「分かる」って、実はすごく難しいこと。
人間なんて簡単に分かるはずないのですよね…。
実は、これは私の失敗例。
「分かる分かる」を連発したら、
「何が分かるの?」「そんなに簡単に分からないでしょ」と
返されたことがあるのです。
(セッションではなく、ふだんの会話中でしたが)
確かに、その人の状況はその人以外は、よく理解できていないはず。
それを何分間かの会話を聞いて「分かる」と言うなんて
なんて傲慢なことだったんだろうと思います。
また、人の心って複雑で、
「言っていること」と「本当に思っていること」が
矛盾しているときも多々あります。
(私自身だって、そうです)
自分の知っている範囲で理解して、
分かったつもりになるなんて、浅はかですよね。
それからは安易に「分かる」は使わず、
相手の話を理解しよう、受け容れようという姿勢を大事にするようにしています。
(気楽な会話では使っていますけどね!)
では、次回は
態度編4【声のトーンを意識する】です。
【関連記事】
「目で聴く」心ユルユル5分傾聴-態度編1
「体全体で聴く」心ユルユル5分傾聴-態度編2
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