ブログ / 夢を叶えるコツ

Posted on 2013-05-18
コーチはクライアントの美しさを映す鏡である

「コーチはクライアントの美しさを映す鏡である」

この言葉は、
コーチの先生である衣川さんの座談会で聞いたもの。
まだ、コーチという仕事をよく知らないときのことでした。

人は完全であり、美しい存在。
その美しさ、魂のきらめきを映して、
相手に見せてあげるのがコーチの役割だよ、と言われ、
へえー、コーチってすてきな職業だなと思いました。

「だから、自分の鏡を磨くこと」
続けて、こう言われたんですね。

鏡を磨くとは、知識やスキルを得るなど学び続けることはもちろん、
コーチとしてのあり方も磨いていくことかな。
その程度に考えていました。

しかし、その先があったんです。
「鏡がきれいであれば、鏡の純度が100%であれば、
相手の迷い、闇、鬼を映すこともある。
それを相手に見せることもコーチの仕事である」

「コーチでありながら、水商売をやってはいけないよ。
表面で喜ばせることをクライアントに言ってはいけない」と。

ガツンと響きましたね。

コーチというのは、思いやりと強さの両方が必要な仕事なんだ!

相手の夢、強さ、可能性、本来の力などを引き出すことと同時に、
相手の弱さ、ずるさ、言い逃れなどが見えたら、
それを指摘する必要があるんだ!

その人のよい面を伝えるのは、割と簡単なことです。
けれど、その人にとって厳しいことを伝えるのは、勇気がいる。

でも、その両面を伝えるのが、コーチの役割。
深い愛がいる職業だと、心を揺さぶられました。

同時に、私も相手を映す鏡でありたい、
直感的に、コーチになろうと決めた記憶があります。

その後、コーチングを受け、コーチングを学び始めましたが、
自分を磨き続けることと、相手の美しさも鬼も映して見せること、
この姿勢は揺るがないようにしています。

本やセミナーを利用して知識、スキルなどを学び続けていますし、
日常生活の中に、傾聴や要約などを意識して取り入れてもいます。

相手の美しさやよさを伝えるのと同時に、
必要があれば、厳しいことも伝えています。

それは相手の成長を願うからであり、
同時に、自分にとっての成長でもあるから。

このあり方を大事にし、心を込めてコーチの仕事を続けていきますね!


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