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Posted on 2013-10-13
岡本太郎「強く生きる言葉」 読み返すたびに元気をもらう本
迷いが出たり、自信を失ったりしたときに
読み返す本ってありませんか?
私の場合は、
岡本太郎さんの『強く生きる言葉』(イーストプレス)。
岡本敏子さんが構成・監修されています。
私の本は、浅野忠信さんが帯を書いているけれど、
宮沢りえさんも確か書いていたような気が・・・。
(追記*りえさんは、本シリーズの3作目「愛する言葉」の帯でした!)
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こんなに弱い、なら弱いまま、
ありのままで進めば逆に勇気が出てくるじゃないか。
もっと平気で、自分自身と対決するんだよ。
*
駄目なら駄目人間でいいと思って、
駄目なりに自由に制約を受けないで生きていく。
そうすれば、何か、
見つけられるチャンスがおのずからひらけてくる。
決意するのだ。よし、駄目になってやろう。
そうすると、もりもりっと力がわいてくる。
*
人生はキミ自身が決意し、貫くしかないんだよ。
*
何かすごい決定的なことをやらなきゃ、なんて思わないで、
そんなに力まずに、
チッポケなことでもいいから、心の動く方向にまっすぐ行くのだ。
失敗してもいいから。
1度失敗したなら、よしもう1度失敗してやるぞ、
というぐらいの意気込みでやることが大切なんだ。
うじうじ考える必要はない。
すべてのマイナスをプラスの面でつらぬけば、
マイナスだと思っているものがプラスになって転換してくる。
――岡本太郎『強く生きる言葉』より
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毎回読むたびにグッとくる言葉が違うんだけど、
今回は、このあたりが心に響きました。
好きなのは、
「弱さ」と「強さ」が同居しているところ。
ただ「行動しろ!」と言っているのではなく、
弱さ・ダメさを含めた自分を受け容れた上で、行動を促している。
その部分に一流のカウンセラー、コーチ、コンサルタントなどに共通する
懐の深さを感じますね。
【参考情報】
『強く生きる言葉』岡本太郎・岡本敏子 イーストプレス
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