ブログ / 強み発見のコツ
Posted on 2013-12-30
相手の強みを発見する３つの方法 その３・周囲の評価を聞いてみる
「あなたはどんな点を褒められますか？」と質問してみよう
他人の強みを見つけたい場合、
相手の方に強みは何かと聞いてみるのもいいですよ！
ですが、「あなたの強みは何だと思います？」と直接的な質問をしても
よい答えが返ってくる可能性は低いのですね～。
（ご本人がちゃんと考えている場合は大丈夫です）
そんなときは質問を変えてみましょう。
「あなたはお客さまに、どんな点を褒められますか？」
「上司からはどんな風に評価されていますか？」
「お友達や仲間からは、どんな点がいいねって言われます？」
こんな風に聞いてみてくださいな。
ご本人が周囲の方からどう思われ、どのような点がいいと指摘しているのかをたずねるのです。
なぜなら、他人の評価ほど的確なものはないから。
あなたもそうではありません？
自分の強みは分からなくても、
他人の強みってとてもよく目につきますよね？(笑)
ということは、他の方もみんなそうなんです。
特にその方にお金を支払っている方からの評価は
かなり的を得ています。
それも、仕事上の強みを教えてくれます。
さっきの質問をすると
「そういえば、人あたりがいいって言われることが多いです」
「いつも先回りして、準備してくれるねって言われます」
「担当を変えないでくれって、お客さんに言われますよ」
こんな答えが返ってくるかもしれません。
そうしたら、
「どういう点で、そう評価されていると思いますか？」
「そのために、どんなところに気を配っています？」
「どう言われるために、どんなところをがんばってます？」
などと、ちょっと深く聞いてみてください。
すると
「いつもにこにこ笑って、前向きな言葉を言っているからだと思います」
「仕事の優先順位を見極めて、早くすませたほうがよくて、自分でもできることはやるようにしています」
「相手の言葉の裏にひそむニーズを探って、依頼される前に期待に応えられるようにしています」
など具体的な行動を教えてくれたりします。
ね。ここまでくると、かなり強みがはっきりしてくるでしょう？
それぞれ要約すると
「いつも笑顔で前向きに取り組む姿勢」
「優先順位がつけられ、自ら責任をもって判断し行動する」
「潜在ニーズを探り、的確に期待に応えられる」
こんなところが強みかもしれませんね。
(本当はもう少し聞いてみないと分かりませんが）
それを「ここが強みのように思いましたが、いかがですか？」と
相手の方に質問してみてください。
「そうそう、そうです！」
「そうかもしれません」
とうれしがっている返事が返ってくる場合もありますし、
「うーん。それって、誰もがやっていますよね」
と疑うような返事が返ってくる場合もあります。
前者の場合は、その点が強みと言えるでしょうし、
後者の場合は、本当の強みは別のところにあるか、
または、ご本人が強みを受け取れていないかもしれません。
（この場合は、本人が強みを受け取る準備が必要かも）
ね。
もしよかったら、こんな質問をして相手の強みを探ってみてくださいね。
では、人の強みを見つけるコツを３つのポイントにまとめておきますね～。
１ 相手に、周囲からの評価を聴く
２ どんな行動が、そう評価されていると思うかを聴く
３ 強みを要約して、相手に返してあげる
以上です。
これまで3回にわたって、相手の強みを発見する方法をご紹介してきました。
前々回は、「相手の強みを見つけるにはどうしたらよいか？」という質問に対し、
まず、自分が自分の強みを見つけていることが先決だと書きました。
↓
相手の強みを発見する３つの方法 その１・まず自分の強みを発見
前回は、常に人に対して「強みはどこだ？」と探偵の視点をもつこと、
それを習慣づけることの大事さをお伝えしました。
↓
相手の強みを発見する３つの方法 その２・強み発見を習慣化する
この３つを組み合わせて使って、相手の方の強みを発見してくださいね。
【強み発見に興味があるなら、こちらの記事もどうぞ】
相手の強みを発見する３つの方法 その１・まず自分の強みを発見
相手の強みを発見する３つの方法 その２・強み発見を習慣化する
自分の強みを他人から効果的に聞き出す３つのポイント
強み発見コツ まとめ
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