ブログ / 日々のこと

Posted on 2014-02-25
私が言葉を大切にする理由 ― No words, No life

言葉を軸にしてこれからの人生を形づくっていく

私は「言葉」を使った仕事をしています。
カウンセラー、コーチ、コンサルという相談業と、コピーライターという文筆業。

どちらも「言葉」を使って人の心を動かす(そして行動へと駆り立てる)という点で共通項があると、
私は思っています。

私にとって言葉は特別なもの。
大げさな言い方にはなりますが、小さいときから人生を支えてくれたものです。

10歳のときに、家と小学校を往復する毎日に
「人生、ずっとこの繰り返しなのかな~」とうんざりしていた私。
(くたびれた会社員みたいですが…あはは)

そのときに「小公女」を読んで、世界がひっくり返ったんですね。
物語の世界に引き込まれ、時間を忘れて夢中になりました。
イメージすることの面白さを知った瞬間であり、
「人生って面白い!」と思い、
将来、こういうものをつくれる側に回りたい、できる気がすると思った最初でした。

その後も、中学、高校、大学と上がり、仕事をし始めてからも
本の言葉に勇気づけられたり、
新聞の人生案内で励まされたり、
小説を読むことで世界を広げたり、
誰かがかけてくれた言葉で救われたり、
誰かが真剣に相談にのってくれたことで人生の方向性が決まったり。

振り返れば、大切な瞬間にいつも言葉は寄り添ってくれてました。

人によっては、それは音楽だったり、映像だったり、
料理やお酒だったり、旅だったり、香りだったり、ハグだったり、
お金だったり、経営だったり、スポーツだったりするのかもしれません。

けれど、私にとっては言葉でした。

言葉が人生に与えるインパクトが強いのをよく知っており、
言葉がなければ人生に意味がないと考えるタイプの人間でもあります。

逆に言えば、言葉があれば生きていける!
大切な何かを失っても、言葉に触れたり、言葉を紡いだりしている限りは、
自分らしく味わい深く生きていけるわけです。

私が
「言葉を使って人の役に立ちたい」
「言葉のすばらしさを伝える仕事をしたい」
と強く思うのは、そんな思いがベースにあるから。

これからも「言葉」を軸にして人生を形づくっていくことになるでしょう。

さて、あなたにはそういうものがありますか?
もしあるなら、ぜひその話を聞かせてくださいね。

【言葉に興味があるならこちらの記事も】

未来を言葉で切りひらく
人生でいちばん重要な問いって、何でしょう?
岡本太郎「強く生きる言葉」 読み返すたびに元気をもらう本

セントラルパーク・4


Related Posts

 

Comment





Comment