ブログ / 日々のこと

Posted on 2014-03-13
カウンセラーの仕事とは、例えるならトイレの場所を教えるようなもの

自分で行動を起こすまでのプロセスにも意義がある

ちょっと面白い例ですが…。
カウンセラーとは
「トイレに行きたいのですが…」と聞いてきたクライアントに
「こう行って、この角を曲がったところですよ」と伝えるようなものだと
以前、カウンセラーの先生に教わりました。
(ちょっとニュアンス違ったかもですが)

カウンセラーはクライアントをトイレの前まで連れていくことはできる。
けれど、代わりにしてあげることはできない。
トイレのドアを開けて、用を足すのはクライアント本人なのだと。

行き方を教えることはできても、実際の行動を起こすのは
本人だけなんですよね…。

この例、面白くて、的を得ていると思います。

カウンセラーはクライアントのことはよく見えるし、どうしたらいいかも客観的に分かるもの。
で、傾聴や受容をしたうえで
「こうするのはいかがですか?」とアドバイスをします(求められている場合ですが)。
けれど、相手がなかなか行動を起こせない(起こさない)ときもあるのですね。

ま、でも。すぐではなくても、必ずクライアント自身のタイミングがやってきて、
自分でトイレのドアを開けて用を足すように
適切な行動を起こすことにはなるのですが。

でも、以前の私は、その間、歯がゆく思ったり、
「言い方が悪かったんじゃないか?」「もっとよい方法があったのでは」とヤキモキしてました…。

でも、私自身がクライアントの立場になったら同じなんですよね。
今だって、カウンセラー、コーチ、コンサルなどからアドバイスをもらっても、
意味が全然分からなかったり、腑に落ちないときがあり、
アドバイス通りにすればいいと分かっているのに、体が動かないときがありますもん。

自分から「トイレに行きたいんですぅ~」と言っているのにも関わらず(笑)

頭ではよく分かっているのに、腑に落ちるまで時間がかかったり、
そこにたどり着くまでの経験が必要だったり、
腹の底から意欲が湧き上がるきっかけが欲しかったり。
そんな場合があるんですよね。

以前はどうしても行動できない自分に、イライラムカムカしていたのですが(笑)、
今はそのプロセス自体に意義があると納得しています。
バケツに水がたまってあふれるように、臨界点まで達しないとスイッチが入らないことがあるのだと
経験を通して分かるようになりました。

すると、クライアントさんや相談者さんがなかなか行動に移せないとしても
あまり気にならなくなったんです。
そのプロセスも大事な経験の1つで、飛ばして進むことはできないんだろうなって。

とはいえ、(反対のことを書きますが)時間はできるだけ短縮できる方がよいとも思うのです。
(時間は取り返せないですからね)
だから、ついついより効果的に腑に落ちる方法を考えちゃいますね~。

【カウンセリングに興味があるならこちらの記事も】

「強み」が腑に落ち、自信がもてるまで時間がかかることも


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