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Posted on 2013-11-08
「声のトーン、意識していますか?」心ユルユル5分傾聴-態度編4

傾聴では、声のトーンも大事。

声のトーンとは
話すスピード、テンポ、声の大きさ、声の上げ下げなどのこと。

「へえーっ、そうなの」という言葉1つでも
「へっ、そうなのっ!」と早く言うのと、
「へえぇ~、そうなのぉ~」とゆっくり言うのでは
与える印象が違いますよね。

では、傾聴ではどんなトーンがよいの?
と知りたくなると思います。
(傾聴とは、相手の話に注意を払って丁寧に耳を傾けること。
傾聴に関する説明は、「聞き上手は、つき合い上手」をご参照くださいね)

「こんなトーンがいいよ」という正解はなく、
むしろ「相手のトーンに合わせること」が大事
それだけで「ちゃんと聴いてもらえている」という安心感を相手に与えます。

例えば、自分が小さな声でゆっくり話しているのに
聴き手が大きな声で早口だと、かみ合わない感じがしませんか?

トーンが違っていると
「悪い人じゃないんだけど、何となく合わないのよね…」
と思われてしまうものなのです。

なので相手のトーンに合わせることに気を配ってみてくださいね。

また、声の響きも重要な要素。

先ほどの「へえーっ」も
感嘆や、いい意味の驚きであればよいのですが、
興味がない感じや、否定する雰囲気が入っていると
嫌な印象を与えます。

声の響きに意識を払い、好意的な雰囲気にするだけで、
相手はとても話しやすさを感じるんですよ。

でも、実は、声の響きがどうであるか、自分ではなかなか気づきにくい点でもあります。
多くの人は「何を言うか?」は気にしますが、
「どんな風に声を発しているか?」は注意を払っていないもの。

これも、「自分がどんな風に声を発しているか」を意識するだけで全然違います。
「温かい感じ」「好奇心あふれる感じ」「冷たい感じ」「そっけない感じ」など
気がつけると思います。
(意識すると、今までどんなに無頓着だったか、びっくりしますよ!)

気づけば、変えられます!
相手がより話しやすいトーンへと変えてみてくださいな。

傾聴って、話を聴くとき、ヒソカに練習できるから、
コソ練しやすくっていいですよね(笑)

では、次回は、態度編5【雰囲気に耳を傾ける】です。

【関連記事】
「目で聴く」心ユルユル5分傾聴-態度編1
「体全体で聴く」心ユルユル5分傾聴-態度編2
「あいづち上手になる」心ユルユル5分傾聴-態度編3
知って得する! 1日5分で聞き上手 心ユルユル傾聴のコツまとめ

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